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執筆者の写真ATAKIKAKU

LUMIONコンペ2019

設計部部長の三浦です。


先日社内の有志でLUMIONコンペ2019に参加しました。


建築のテーマがあり、LUMIONというソフトを用いた動画と設計した建築物のクオリティを競うコンペです。


結果としては残念ながらコンペ最終プレゼンには残れませんでしたが、講演に招待していただきリビングCG特別賞をいただきました!

当日私は参加できませんでしたが、準備をし会場で講演をしてくれたメンバー3人には感謝しています、ありがとう!



作品はこちらのページから見ることが出来ますので、ぜひご笑覧ください。

賞を取っている他の作品と共に掲載されており、どれも力作で見ごたえがあります。

https://lumion3d.jp/competition2019/award/




コンペのテーマは「負の遺産」共有への架け橋


エストニアのタリンという町にある旧要塞監獄「パタレイ」を未来にどう残し共有していくかをデザインする。

敷地の東側は博物館として今後実際に整備されていく中で、敷地の西側に商業施設や宿泊施設を含む多目的施設の設計がテーマでした。


旧海軍要塞、収容所、刑務所と負の用途で変遷してきたパタレイをリセットするのではなく、残すことで未来の世代に記憶を継承していく興味深い取り組みだと思います。




我々の提案は、パタレイを取り囲む敷地全体が人々が自由に集まり活動する公共空間として生まれ変わるというものです。

敷地全体を緩やかに起伏する地盤として、建築物を上からかぶせるような構成にすることで、建物の中にいても広場にいるような人が集まる場所を作り出す。


読んだだけではいまいち伝わってないと思うのでぜひ動画見てみてください笑






今回はCGチームの3人(西鍛冶、荻原、清水)と設計部1人(三浦)のグループで参加し、設計担当と動画担当に分かれてプロジェクトを進めました。

荻原は昨年も別のメンバーで参加したことがあり、最後まで動画制作のほとんどを頼ってしまいました。


設計としては方針がなかなか決まらず、具体的な形が出てくるまでに時間をかなり使ってしまったなと反省しています。

やはりアウトプット形式が動画なので、建築→動画→建築→動画・・・という風にそれぞれのフィードバックを反映できるようなベースづくりが早く出来れば出来上がりに差が出ます。

そういう意味でも時間を切って次のタームに確実に移るような時間管理がコンペのカギだと思います。



コンペの最終版に差し掛かって過去にこのコンペでも受賞している多田朱利キャプテンにチェックをしてもらいました。

狙いどころや伝えたいことの表現方法についてアドバイスをもらい、効果的なカットや時間配分などプレゼンの構成としてもかなり勉強になりました。



正直余裕がなくなって自分としてはあまり動画の理解や勉強が進みませんでしたが、他分野の視点を持つことで設計の奥行も少し深くなっていくと思います。

他のメンバーにおいても人前で発表をしたり、勉強になることが多かったのではないでしょうか。


また機会があれば他のコンペにも積極的に参加したいと思います。それでは、また!


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